2016年08月13日

369. 先行試聴会でわかった:『 Radical Action To Unseat The Hold Of Monkey Mind 』 は大傑作だ!




『 Radical Action To Unseat The Hold Of Monkey Mind 』の先行試聴会に見事に当選、本日都内某所で開催された試聴会に参加して来ました。

IMG_2428.JPG


あ、ちなみに長文になります。

視聴させてもらったのは以下の10曲でした。
1. Larks' Tongues In Aspic Part I
2. Peace
3. Picture Of A City
4. Radical Action Part 1
5. Meltdown
6. Radical Action Part 2
7. Epitaph
8. In The Court Of The Crimson king
9. Starless
10.21st Century Schizoid Man

このうち、宮殿は映像つき、スキゾイド・マンは後半がライヴのセッティング模様の映像がつきました。

そして試聴会終了後は、デビッド・シングルトン、ベン・シングルトン、大鷹俊一さん、スターレス高嶋さんによるトーク・ショーでした。

シングルトン親子、特にデヴィッド・シングルトンからは、制作にまつわる話が。
大鷹俊一さんからは、クリムゾンが日本で最初に発売された時の状況についての話が。
そしてスターレス高嶋さんは、ひたすらクリムゾンに対する愛を話してました(笑)

” Red ” だけ原曲と大きく異なるアレンジをしたのは何故か、君が代のバックの歓声(これについては後述)をどのように削除したか、” Easy Money ” 演奏後フリップが「間違えたな」とメンバーの誰かを見ていたとかとか、暴走しながらもシングルトンに興味深い質問をしていて、クリムゾンに対する並大抵ではない造詣を伺うことができました。

そして最後は、入場時に配られた宮殿お面を全員で被って記念撮影!
この集合写真が早く公開されることを期待しています。

IMG_2445.JPG


さて、肝心の『 Radical Action To Unseat The Hold Of Monkey Mind 』の内容です。

映像版は、通常のライヴ・アルバムと言えばよいのか、ライヴをほぼ忠実に再現した内容になっているとのことです。
そしてCD3枚の音源版は、観客の拍手・歓声が全て取り去られているとのことです。
視聴前に、配布された資料にその旨が書かれているのを読んだ時には違和感を感じたのですが、試聴会でその印象は大きく変わりました。
この作品は、ライヴの再現を狙っているのではなく、トリプル・ドラムの現行クリムゾンの音を、ただただ味わせることを狙っていたのです。

デヴィッド・シングルトンも、「『 Live In Toronto 』 と同じことはしたくなかった」と語っていましたが、本作品は、所謂「再結成バンドが次々にリリースするライヴ・アルバム」とは趣が大きく異なっています。

また、歓声を取り除いたことでコンサート通りの曲順に縛られることがなくなったため、CD3枚が各々コンセプトをもった編集がされています。
CD1が、Mainly Metal
CD2が、Easy Money Shots
CD3が、Crimson Classics
もう、このカテゴリー分けだけでも失禁ものです。

私は、本作品はクリムゾンの新作であり大傑作だと思います。
8月31日に本作品がリリースされると、その全貌がわかるはずです。今から楽しみで楽しみで楽しみでしようがありません。

ちなみに、入場時にアンケート用紙が渡され、ゲストへの質問事項を書くことができたので、デヴィッド・シングルトンに、発掘音源からリストアするのと、リリースを前提に録音するのとの違いを質問してみました。
私の質問は代表質問の一つに選ばれ、『 Red 』 のマグカップとクリムゾン・バンダナを記念に貰うことができました!!


posted by KCDB at 23:39 | TrackBack(0) | 新譜情報

2011年09月22日

336. 最強の企画アルバム(かもしれない)

スタートレック、というか宇宙大作戦でのエンタープライズの艦長役のウィリアム・シャトナーによるカヴァー・アルバム。

ウェットンが参加している、ということで購入したのだが、これが思わぬ珍品。

ウェットン参加の ボヘミアン・ラプソディー も凄いが、それ以外にも、
  ブラックモア夫妻参加の スペース・オディティ
  イアン・ペイス&ジョニー・ウィンター参加の スペース・トラッキン
  スティーヴ・ヒレッジ参加の ロケット・マン
  ブーツィー・コリンズとパトリック・モラーツ参加の 彼女はサイエンス
  ザック・ワイルド参加の アイアン・マン
といった曲の他、ピーター・フランプトン、スティーヴ・ミラー、カーマイン・アピス、シェリル・クロウ、マイケル・シェンカー、スティーヴ・ハウ参加曲まである。

あらためて、スタートレックの凄さを感じました。



タグ:John Wetton
posted by KCDB at 00:00 | TrackBack(0) | 新譜情報

2010年10月10日

325. 真っ赤なレコード

フリップが参加した Grinderman の ” Super Heathen Child ” が収録された12inch がリリースされたとのことで購入してみた。

フリップのギター・ソロが炸裂する同曲は、オリジナルの 『 Grinderman 2 』 には収録されておらず、日本盤特典盤には収録されている。 それはそれで購入したのだが、久しぶりに物欲が抑えきれず、購入してみた。

レコードが真っ赤。
ジャケットの女性の髪の毛のように真っ赤。
ちなみにこのジャケットの女性、挿入されていたポスターで、真っ赤なあそこの毛(多分フェイク)も披露。

フリップのギターは、Grinderman のサイトで視聴可能。



タグ:Robert Fripp
posted by KCDB at 00:00 | TrackBack(0) | 新譜情報

2010年09月23日

324. ヒップホップの12inchを初めて購入してみた

Kanye West が ” Power ” という曲で ” 21st Century Schizoid Man ” をサンプリングしたことは、DGM Live News 等を通じて知ってはいたが、なんとなくスルーしていた。

そんな同曲を iTunes で購入、 ” 21st Century Schizoid Man ” のサビがそのままサンプリングされていることを知り、勢いに乗じて12inchまで購入してしまった。

生まれて初めてのヒップホップの12inch。
カラー・レコードがクルクル回転するのは、久しぶり。



タグ:King Crimson
posted by KCDB at 00:00 | TrackBack(0) | 新譜情報

2010年04月25日

314. OMEGA

OME.jpg


『 OMEGA 』 を購入。

これから聴きます。

クリア・ファイルに、紙ジャケ、ポスター(拡げてないけど)

物欲を充分に刺激してくれる、特典でした。



タグ:asia John Wetton
posted by KCDB at 00:00 | TrackBack(0) | 新譜情報