2021年09月26日

375. Think Twice を Listen Three Times

ピート・シンフィールドは、クリムゾン脱退後も作詞家として成功している。

ただ、バックス・フィズとか1980年代のレオ・セイヤーとか、残念ながら日本では認知度が低い楽曲が多い。

そんな中、やはりセリーヌ・ディオンの ” Think Twice ” は認知度が高いと思う。


そこで ” Think Twice (edit) ” を収録したCDシングル。

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もうひとつ ” Think Twice (radio edit) ” を収録したCDシングル(薄型)。

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更に ” Think Twice (album version) ” を収録したCDシングル(薄型)。

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ピート・シンフィールドの詞はヴァージョン毎に細かく異なっている、などということはなく全て同じ。
というか、そもそもアルバム『 The Colour Of My Love 』 に収録されているテイクと同じ。

揃えてしまった自分を、多少後悔している。

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タグ:Pete Sinfield
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2021年05月11日

373. メル・コリンズ入りシングル

King Crimson Data Base の HTML 全面見直しに伴い、5月10日の更新はお休みさせて戴き、次回更新は5月25日を予定しています。

1998年に King Crimson Data Base を始めたのですが、その時は FrontPage 98 を使って作成していました。 
その後 FrontPage 98 のサポート中止に伴い、同じMSの Microsoft Expression Web4 に移行しましたが、それも新規ダウンロードができなくなり、将来の更新ができなくなる恐れが出てきました。
さらに開設してから20年以上経っていることから HTML はその場しのぎの統一性の無いものになっていました。

今回 ホームページ・ビルダー22と Visual Studio Code を使って HTML の全面見直しを行っており、今後の更新は VSD だけで行えるようにしています。

50超えた文系出身のおッちゃんにとって、HTML を勉強しながら見直すという作業は、途方もない労力だったのですが、まぁなんとか先行きが見えてきました。
見た目は驚くほど変わっていない、というか VSD だけで更新できるようによりシンプルになりますが、今後もご愛顧戴ければ幸いです。

さて、そのために1回お休みを戴きましたので、久しぶり(2年以上!)に、ブログの方を更新します。


ここ何年か、少しずつクリムゾンのメンバーが参加している日本盤シングル、というよりニッチな世界にも手を広げているのですが、今回はメル・コリンズの参加シングルを使ってその難しさを紹介します。


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先ずはストーンズの”ミス・ユー”。
コリンズの強烈なサックス・ソロが有名な曲ですが、なんとシングル盤ではそのソロが割愛されています。 コリンズのセッション・ワークの中でもメジャーな作品なのにシングル盤では割愛。 来るぞ来るぞと思って期待したのに来ないまま終わった衝撃、忘れられません。


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続いてティナ・ターナーの”プライベート・ダンサー”。
ジェフ・ベックのギターもフィチャーされた楽曲で、コリンズの甘いサックス・ソロから始まる楽曲なのですが、シングルではそのイントロが思いっきりカット。
これも購入してから知ったのですが、針を落とした途端に落胆するという仕打ちも忘れられません。


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コリンズの参加を期待して購入したのに失敗した2枚を紹介しましたが、最後はコリンズがちゃんと参加しているシングル。
U2 のボノのヴォーカルがフィーチャーされた”イン・ア・ライフタイム”ですが、コリンズの演奏はカットされることなく収録されています。 しかもB面の”Indoor”にもコリンズの演奏が収録されています。
この2曲が収録されているアルバム『Macalla』には、コリンズの名前がしっかりとクレジットされているのですが、どの曲に参加しているかまではクレジットされていません。ですが他にサックス奏者がいないことから消去法でコリンズの参加曲と認定した次第です。

シングルにする際にアルバム・テイクを短縮したり、シングル盤自体にクレジットがされていることが少なかったりと、「買って聴いてみないと判らない」というハードルが高い世界だと思います。

posted by KCDB at 23:11 | TrackBack(0) | シングル

2019年01月20日

372. 2018年の来日関連記事

キング・クリムゾンが怒涛の来日公演を終えてほぼ1ケ月。

来日に伴う来日記事もだいぶ出てきたので、一旦ここで整理しました。


『ロッキング・オン』誌2月号



メル・コリンズとジャッコのインタビューを掲載。
特にメル・コリンズのインタビューは、ロバート・フリップとの関係について、突っ込んだ発言をしているのがとても興味深い。



『YOUNG GUITAR』誌2月号

ジャッコのインタビューの他、お得意の機材紹介ではジャッコだけでなくフリップのものも紹介している。 11月30日のライヴ・レポートも掲載されていた。





『CD Journal』誌2・3月号

ビル・リーフリンのインタビュー。 マイケル・ジラもフリップも仕事はしやすいとのこと。




あと、『Player』誌の2月号にも11月29日のライヴ・レポートが掲載されていた。

フリップのインタビュー掲載は当然ないだろうが、この後、ドラマー3人やトニー・レヴィンのインタビューが掲載されることを期待したい。


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2017年07月16日

371. ノーベル賞受賞者とキング・クリムゾン


ボブ・ディラン、ノーベル賞受賞おめでとうございます。

と、完全にタイミングを逸していますが、そんなノーベル賞受賞者とセッションしているクリムゾン在籍経験者となると、イアン・ウォーレスです! 

イアン・ウォーレスが参加しているボブ・ディランの作品は2つ。

先ずはディランの来日公演に帯同し、武道館で演奏した時のライヴ・アルバム。
元クリムゾンのメンバーとしては、レヴィンがガブリエルのバックで演奏するより前に、レイクがエイジアで演奏するより前に、マクドナルドがフォリナーで演奏するより前に、ウォーレスが武道館で演奏したことになります。

その勢いにのって、スタジオ・アルバム 『 Street Legal 』 にも参加。

今回紹介するのは、そんな 『 Street Legal 』 からシングル・カットされた ” Baby Stop Crying ”。

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イアン・ウォーレスの参加も、ちゃんとクレジットされています。
何故かこの頃は、ドラムスではなく、ドラムズだったりします。

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2015年05月24日

363. マツコ、のようなジャケットの作品に参加しているブリュー


What's Going On : Cyndi Lauper


シンディー・ローパーのシングル ” What's Going On ”。
傑作アルバム 『 True Colors 』 からのシングルで、日本でも発売された。

ブリューは同作の ” What's Going On ” 1曲にのみ参加しているのだが、その楽曲がシングル・カットされているのが嬉しい。

posted by KCDB at 17:05 | TrackBack(0) | シングル