2017年01月22日

370. 『 Three Of A Perfect Pair Live In Japan 』 について


年末にリリースされた 『 On (and off) The Road』ですが、未だ聴き続けています。
というか、主に観続けているのですが、飽きません。

今回のボックスは、音声コンテンツ以上に映像コンテンツに力を入れていると思うのですが、その中でもやはり、1984年の日本でのライヴ映像が気になります。

本作品の15枚目の Blu-Ray には、以下の映像が収められています。
1. Three of a Perfect Pair Live in Japan ( widescreen format )
2. Japan April 29th 1984 ( part show )
3. Japan April 29th 1984 ( single camera )
4. Japan April 30th 1984 ( single camera )

ここでわからなくなってくるのが上記の1で、映像の最初に4月30日とクレジットされており、セット後半に previously unreleased の映像が収められていると記載されていることです。

1984年の日本でのライヴは、今まで大きく3回リリースされています。
5. 1984年にリリースされた『 Three of a Perfect Pair Live in Japan 』
6. 1991年にリリースされた『 Three of a Perfect Pair Live in Japan 』
7. 2004年にリリースされた『 Neal And Jack And Me 』の一部

IMG_2823_R.JPG
左が1984年盤で、右が1991年盤
ちなみにLDプレイヤーのプレイ・ボタンは、5回に1回程度しか認識してくれなくなりました


6と7は同じ内容、というか7は6をそのまま収録した結果、「企画・制作・著作 パック・イン・ビデオ 」というクレジットがそのまま表示されます。

困りごと1
1の収録日は4/30とクレジット、5にはクレジットなし、6には4/29,30とクレジット、7には4/28とクレジットされている。

困りごと2
5と6は収録曲が異なっており、5には、” Three Of A Perfect Pair (のライヴ) ” と ” Discipline ” が収録されているが、6には収録されていない。
今回の1の収録曲は5と同じであるが、演奏後に観客がアンコールを求める映像が長く収録されている。

ということで、一体何がホントなのかよくわからない状態です。

更に1984年にはFMでもライヴが放送されており、その時には4/28,29のものとアナウンスが入りました。
エアチェック(死語)したものを、取っておいたのですが、” Three Of A Perfect Pair ” と ” Discipline ” が収録されている一方で、” Industry ” と ”Satori In Tangier ”が外されており、1&5と6&7との中間のような選曲となっています。

ということで、困りごとなどと言いながら、映像と音声から収録日を推測する楽しさが無限大に出てきた状態です。

King Crimson 1984.4.30 Kani Hoken Hall_R.jpg


ちなみに私が観に行ったのは4/30、当時高校3年生の自分を映像で確認できれば、また別な喜びだったと思います。

<<追記>>
FM放送について、ご指摘を戴きましたので、一部修正しました。

タグ:King Crimson
posted by KCDB at 15:01 | TrackBack(0) | その他
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