2017年07月16日

371. ノーベル賞受賞者とキング・クリムゾン


ボブ・ディラン、ノーベル賞受賞おめでとうございます。

と、完全にタイミングを逸していますが、そんなノーベル賞受賞者とセッションしているクリムゾン在籍経験者となると、イアン・ウォーレスです! 

イアン・ウォーレスが参加しているボブ・ディランの作品は2つ。

先ずはディランの来日公演に帯同し、武道館で演奏した時のライヴ・アルバム。
元クリムゾンのメンバーとしては、レヴィンがガブリエルのバックで演奏するより前に、レイクがエイジアで演奏するより前に、マクドナルドがフォリナーで演奏するより前に、ウォーレスが武道館で演奏したことになります。

その勢いにのって、スタジオ・アルバム 『 Street Legal 』 にも参加。

今回紹介するのは、そんな 『 Street Legal 』 からシングル・カットされた ” Baby Stop Crying ”。

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イアン・ウォーレスの参加も、ちゃんとクレジットされています。
何故かこの頃は、ドラムスではなく、ドラムズだったりします。

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2017年01月22日

370. 『 Three Of A Perfect Pair Live In Japan 』 について


年末にリリースされた 『 On (and off) The Road』ですが、未だ聴き続けています。
というか、主に観続けているのですが、飽きません。

今回のボックスは、音声コンテンツ以上に映像コンテンツに力を入れていると思うのですが、その中でもやはり、1984年の日本でのライヴ映像が気になります。

本作品の15枚目の Blu-Ray には、以下の映像が収められています。
1. Three of a Perfect Pair Live in Japan ( widescreen format )
2. Japan April 29th 1984 ( part show )
3. Japan April 29th 1984 ( single camera )
4. Japan April 30th 1984 ( single camera )

ここでわからなくなってくるのが上記の1で、映像の最初に4月30日とクレジットされており、セット後半に previously unreleased の映像が収められていると記載されていることです。

1984年の日本でのライヴは、今まで大きく3回リリースされています。
5. 1984年にリリースされた『 Three of a Perfect Pair Live in Japan 』
6. 1991年にリリースされた『 Three of a Perfect Pair Live in Japan 』
7. 2004年にリリースされた『 Neal And Jack And Me 』の一部

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左が1984年盤で、右が1991年盤
ちなみにLDプレイヤーのプレイ・ボタンは、5回に1回程度しか認識してくれなくなりました


6と7は同じ内容、というか7は6をそのまま収録した結果、「企画・制作・著作 パック・イン・ビデオ 」というクレジットがそのまま表示されます。

困りごと1
1の収録日は4/30とクレジット、5にはクレジットなし、6には4/29,30とクレジット、7には4/28とクレジットされている。

困りごと2
5と6は収録曲が異なっており、5には、” Three Of A Perfect Pair (のライヴ) ” と ” Discipline ” が収録されているが、6には収録されていない。
今回の1の収録曲は5と同じであるが、演奏後に観客がアンコールを求める映像が長く収録されている。

ということで、一体何がホントなのかよくわからない状態です。

更に1984年にはFMでもライヴが放送されており、その時には4/28,29のものとアナウンスが入りました。
エアチェック(死語)したものを、取っておいたのですが、” Three Of A Perfect Pair ” と ” Discipline ” が収録されている一方で、” Industry ” と ”Satori In Tangier ”が外されており、1&5と6&7との中間のような選曲となっています。

ということで、困りごとなどと言いながら、映像と音声から収録日を推測する楽しさが無限大に出てきた状態です。

King Crimson 1984.4.30 Kani Hoken Hall_R.jpg


ちなみに私が観に行ったのは4/30、当時高校3年生の自分を映像で確認できれば、また別な喜びだったと思います。

<<追記>>
FM放送について、ご指摘を戴きましたので、一部修正しました。

タグ:King Crimson
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2016年08月13日

369. 先行試聴会でわかった:『 Radical Action To Unseat The Hold Of Monkey Mind 』 は大傑作だ!




『 Radical Action To Unseat The Hold Of Monkey Mind 』の先行試聴会に見事に当選、本日都内某所で開催された試聴会に参加して来ました。

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あ、ちなみに長文になります。

視聴させてもらったのは以下の10曲でした。
1. Larks' Tongues In Aspic Part I
2. Peace
3. Picture Of A City
4. Radical Action Part 1
5. Meltdown
6. Radical Action Part 2
7. Epitaph
8. In The Court Of The Crimson king
9. Starless
10.21st Century Schizoid Man

このうち、宮殿は映像つき、スキゾイド・マンは後半がライヴのセッティング模様の映像がつきました。

そして試聴会終了後は、デビッド・シングルトン、ベン・シングルトン、大鷹俊一さん、スターレス高嶋さんによるトーク・ショーでした。

シングルトン親子、特にデヴィッド・シングルトンからは、制作にまつわる話が。
大鷹俊一さんからは、クリムゾンが日本で最初に発売された時の状況についての話が。
そしてスターレス高嶋さんは、ひたすらクリムゾンに対する愛を話してました(笑)

” Red ” だけ原曲と大きく異なるアレンジをしたのは何故か、君が代のバックの歓声(これについては後述)をどのように削除したか、” Easy Money ” 演奏後フリップが「間違えたな」とメンバーの誰かを見ていたとかとか、暴走しながらもシングルトンに興味深い質問をしていて、クリムゾンに対する並大抵ではない造詣を伺うことができました。

そして最後は、入場時に配られた宮殿お面を全員で被って記念撮影!
この集合写真が早く公開されることを期待しています。

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さて、肝心の『 Radical Action To Unseat The Hold Of Monkey Mind 』の内容です。

映像版は、通常のライヴ・アルバムと言えばよいのか、ライヴをほぼ忠実に再現した内容になっているとのことです。
そしてCD3枚の音源版は、観客の拍手・歓声が全て取り去られているとのことです。
視聴前に、配布された資料にその旨が書かれているのを読んだ時には違和感を感じたのですが、試聴会でその印象は大きく変わりました。
この作品は、ライヴの再現を狙っているのではなく、トリプル・ドラムの現行クリムゾンの音を、ただただ味わせることを狙っていたのです。

デヴィッド・シングルトンも、「『 Live In Toronto 』 と同じことはしたくなかった」と語っていましたが、本作品は、所謂「再結成バンドが次々にリリースするライヴ・アルバム」とは趣が大きく異なっています。

また、歓声を取り除いたことでコンサート通りの曲順に縛られることがなくなったため、CD3枚が各々コンセプトをもった編集がされています。
CD1が、Mainly Metal
CD2が、Easy Money Shots
CD3が、Crimson Classics
もう、このカテゴリー分けだけでも失禁ものです。

私は、本作品はクリムゾンの新作であり大傑作だと思います。
8月31日に本作品がリリースされると、その全貌がわかるはずです。今から楽しみで楽しみで楽しみでしようがありません。

ちなみに、入場時にアンケート用紙が渡され、ゲストへの質問事項を書くことができたので、デヴィッド・シングルトンに、発掘音源からリストアするのと、リリースを前提に録音するのとの違いを質問してみました。
私の質問は代表質問の一つに選ばれ、『 Red 』 のマグカップとクリムゾン・バンダナを記念に貰うことができました!!


posted by KCDB at 23:39 | TrackBack(0) | 新譜情報

2016年03月06日

368. 3種類集める必要はないけど集めてしまったオムニバス

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1982年に発売された、EGのコンピレーション・アルバム。
左からイギリス盤、日本盤、アメリカ盤。
各々が微妙に収録曲が違っている。

イギリス盤とアメリカ盤を比較すると、Side1が2曲、Side2が1曲違っている。
日本盤は、Side1はイギリス盤と同じで、Side2はアメリカ盤と同じとなっている。

収録曲の違いに合わせて、ジャケット表面に記載してあるミュージシャン名もちゃんと変更されている。

だから何?
と言われると返す言葉は全く無いのだが、こういうことを整理するのが、休日の日曜日のささやかな楽しみだったりする。

イギリス盤
1. Deutscher Girls : The Original Adam & The Ants
2. Under Heavy Manners : Robert Fripp
3. Impossible Guitar : Phil Manzanera
4. Task Force : Brian Eno
5. Harlem Nocturne : The Lounge Lizards
6. Nka Bom : Edikanfo
7. Walk Don't Run : Penguin Cafe Orchestra
8. Heptaparaparshinokh : Robert Fripp - The League Of Gentlemen

9. Dance #1 : Laraaji
10. Bogota : Phil Manzanera
11. R.A.F. : Brian Eno & Snatch
12. Courage : Jon Hassell
13. Very, Very Hungry : Brian Eno- David Byrne
14. The Ecstasy Of Dancing Fleas : Penguin Cafe Orchestra
15. Shadow : Brian Eno

アメリカ盤
1. Deutscher Girls : The Original Adam & The Ants
2. Change : Killing Joke
3. Impossible Guitar : Phil Manzanera
4. Task Force : Brian Eno
5. Harlem Nocturne : The Lounge Lizards
6. Nka Bom : Edikanfo
7. Walk Don't Run : Penguin Cafe Orchestra
8. Cat Food : King Crimson

9. Dance #1 : Laraaji
10. Bogota : Phil Manzanera
11. R.A.F. : Brian Eno & Snatch
12. Courage : Jon Hassell
13. Seven Deadly Finns : Eno
14. The Ecstasy Of Dancing Fleas : Penguin Cafe Orchestra
15. Shadow : Brian Eno

日本盤
1. Deutscher Girls : The Original Adam & The Ants
2. Under Heavy Manners : Robert Fripp
3. Impossible Guitar : Phil Manzanera
4. Task Force : Brian Eno
5. Harlem Nocturne : The Lounge Lizards
6. Nka Bom : Edikanfo
7. Walk Don't Run : Penguin Cafe Orchestra
8. Heptaparaparshinokh : Robert Fripp - The League Of Gentlemen

9. Dance #1 : Laraaji
10. Bogota : Phil Manzanera
11. R.A.F. : Brian Eno & Snatch
12. Courage : Jon Hassell
13. Seven Deadly Finns : Eno
14. The Ecstasy Of Dancing Fleas : Penguin Cafe Orchestra
15. Shadow : Brian Eno

posted by KCDB at 18:32 | TrackBack(0) | B級クリムゾン・グッズ

2016年01月17日

367. 来日レポート掲載雑誌が続々と


先に紹介した 『 Rhythm & Drums Magazine 』 に続き、クリムゾンの来日レポートを掲載した雑誌が、続々と出版されています。

『 ロッキング・オン 』誌には、12月7日のBunkamuraオーチャードホールのレポートが掲載されています。



『 YOUNG GUITAR 』誌は、12月8日のBunkamuraオーチャードホールのレポートが掲載されています。



『 レコード・コレクターズ 』誌は、大鷹俊一さんによる12月7,8日のBunkamuraオーチャードホールのレポートが掲載されています。思い入れたっぷりの文章は、個人的に大好きです。
というか、この号は「特集 最新型キング・クリムゾンへの軌跡」として、『 VROOOM 』 以降のクリムゾンが特集されています。



『 ギター・マガジン 』誌に、12月10日のBunkamuraオーチャードホールのレポートが掲載されています。
それ以外にも、フリップとジャッコの器材紹介、ジャッコのインタビューも掲載されています。



今後もまだまだ掲載される可能性があるだけに、楽しみです。

タグ:King Crimson
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